チリで活動中の高橋OTはなぜ協力隊を志したのですか?

Hola(オーラ)、こんにちはチリから作業療法士の髙橋がお送りします。

協力隊を志したのは、大学4年生の時にNGO主催のワークキャンプに参加しタンザニアにいったことがきっかけです。それまで大学の勉強で忙しく、医療系のことだけで頭が凝り固まるのは嫌だ、世界をみたいという気持ちで初海外にしてタンザニアにいきました。そこで異文化に触れ、国際協力に関心のある日本人の仲間に出会えました。キャンプ終了後にタンザニアの離島を訪れ、そこで当時協力隊のPTとして活動されていた方にたまたま出会い、活動場面を見学させていただきました。その時から自分もいつかは海外で何かしたい、できればアフリカに戻りたいという思いがありました。そうして大学を卒業し臨床で4年働いた後、今しかないという気持ちで協力隊になりました。

応募時、アフリカでの作業療法士の要請がなく、時期を待つか迷ったのですが、退職時期や金銭面を考え、その時に応募することにし、行ったことのない中米の要請に応募しました。

そして現在チリにいますが、首都到着時の感想として「ここは協力隊の支援が必要なのか?」と思うほど自分が想像していた以上に発展している国でした。しかし任地は首都に比べて田舎でありやはり地域差があるのがわかります。それでも活動先はこれまでも現在もそれなりに機能しているというのがわかり、途上国で何か支援をしたいと考えていた自分にとって正直ギャップを感じました。JICAの支援の必要性、自分の存在意義等に悩んだ時期もありました。しかし、中身を見ると改善点は所々見られ、自分はそこにアプローチしていこうと思いました。派遣させていただいたからには何かできることはしていきたいという気持ちで、活動のモチベーションを保つようにしています。

この発展を遂げている中進国を見ることで、より発展している日本を省みるよい機会にもなっています。いつかまたアフリカで何かできる機会があるとしたら、ここ中進国での経験もまた活かされるのだろうと思っています。

チリの人には悩まされつつもたくさん助けられています。日本の良い点、良くない点を省みながら、任地にとって必要なこと、改善した方がよい所を支援していけたらと思っています。そして、自然豊かで美食の国チリの良いところをもっと知っていこうと思います。

では、この辺で。Que tengan linda semana(ケテンガンリンダセマナ)

チリ高橋 チリ高橋さん2

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