リハレポ148号 途上国へ来る前に勉強しておけば良かったことは? ヨルダン今OT

السلام عليكم.(アッサラーム アライクム)

こんにちは。ヨルダンから、作業療法士の今麻里絵がお届けいたします。

私はヨルダンに来る前に、要請内容に「発達障がい」とあったため、そこにスポットを当てて仕事をしながら実習させていただいていたのですが、発達障がいの一点に特化するのではなく、もっと幅広く色々な作業療法士の働き方を見ておけば良かったと思いました。 と言うのも、当初の要請は「発達障がい児へのサポート」ということでしたが、途中で任地が変更になり、現在は方向性が180度変わって、「知的障がいを持つ学生の就労支援」という形で活動をすることになったためです。

活動では、どんなことが起こるか分かりません。幸い、知り合いの伝手でそちらの分野を助けてくれる方もありなんとかやっていますが、日本にいた時にもっと領域を広げて学んでおけば良かったと思うのです。

現在ヨルダンで医療系の資格を持つ協力隊員は私一人しかいません。それもあって、知り合い伝手で障がいを持つシリア難民の方から頼られることがあるのですが、私の専門領域ではないことも時々あり、特に整形疾患は私自身が再度勉強しなければならない課題です。私は作業療法士なので、ある程度の予想はできても診断をすることはできません。それでも、これはなんの病気なのかと何度も聞かれることもあります。「私は医者じゃないから、できることとできないことがある。」と、事前に伝えておいても、気軽に医者にかかれない難民の方にとっては、命綱のように思っている方もいらっしゃるのだと思います。幸い現在はインターネットが普及しており、ある程度のことは調べられるため、ある程度予測をつけて、知人の医者にアドバイスをもらうことは可能ですが、十分な支援ができないことに不甲斐なさを感じることもあります。

残りの任期も、私を頼ってくれる人に応えられるように、勉強したいと思います!

それでは今日はこの辺で。さようなら。مع السلامة.(マーッサラーマ)

148ヨルダン

 

 

 

 

 

 

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