リハレポ157号 途上国へ来る前に勉強しておけば良かったことは? サモア谷口OT 

Malo(こんにちは)本日はサモア独立国より作業療法士の谷口がお届けします。

私が配属先で活動する前に勉強しとけば良かったと感じるものは恥ずかしながら沢山あります。

挙げ出したらきりがありません。

  • 健康予防・維持について
  • FirstAID
  • 食事指導
  • 村にある材料でも作れる自助具・座位保持装置・車いす(類似したもの)

床ずれ予防マット(類似したもの)私自身が作れ・スタッフ・家族にも指導が出来ることが大前提

活動しているとやはり作業療法士の領域以外の知識も求められることがほとんどです。

  • 私は現在Community Base Rehabilitation課で主にウポル島とサバイイ島で訪問を行っていますが、兄妹3人障害を抱える家族など様々な状況のお子さんに遭遇します。全ては解決出来なくても健康で衛生的な食事を摂ること・定期的に病院で検診を受けること(未だにtraditional massageがあるので病院に行かないケースがある)・避妊教育など障害を持つお子さんが少しでも減るよう予防する方法はあると思います。ご家族様にも導入しやすい情報を提供するため必要であると感じました。
  • サモアでは犬に咬まれた・草を刈る時にブッシュナイフで切ってしまった・蚊に刺され掻きむしってしまったなどによりボイルになるケースが非常に多いです。(障害を抱えるお子さんに限らずですが)サモアは糖尿病を患っている方が多いのできちんとケアをしてもらいたい所なのですが傷口にハエがたかっているのにも関わらず何もしません。病院にあるものでなくても本人やご家族様が処置出来る方法を傷の程度ごとに学習しておけば良かったと思いました。

 

  • 訪問で活動していると重度の脳性麻痺のお子さんによく遭遇します。サモアにはPEG(Parsing Expression Grammar)やエンシュアがないのでそのようなお子さんでもマッシュしたタロイモなどをむせていながらも食べています。そのため栄養が足りず痩せています。せめてサモアで唯一の国立病院で診てもらって欲しい。ですがご家族様に納得してもらえる説明が出来ません。訪問時(短時間で可能)な栄養状態をアセスメントのする方法を勉強してくれば良かったと思いました。

 

  • 作業療法士の領域だと思いますが村にあるもの・環境に合わせて応用が出来ない。自分の領域なのでそれさえも難しいことの方が多いです。日々その国・人々に合わせた学習が必要なのだと痛感しています。

 

日々勉強ですね。皆さんが行った活動で良い事例があれば教えて頂けたら嬉しいです。

 

それでは今日はこの辺でFaasoifua。

157サモア谷口 157サモア谷口②

 

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