コロンビア齋藤OTによる首都病院のリハ室紹介

Hola! ¿Cómo esta?  (オラ! コモエスタ?)こんにちは!元気ですか?コロンビアから作業療法士の齋藤がお届けいたします。

今回は、私が配属されていますリハビリ室や活動内容をご紹介いたします。コロンビアの首都ボゴタにあります、Arcangeles(アルカンヘレス)という、通所リハビリテーション施設にて作業療法士として活動しています。

対象となる患者さんは、銃器や交通事故による脊椎損傷、脳血管障害、神経疾患が主です。また、脳性まひ児や発達障害児等、成人患者さんだけではなく小児の患者さんも沢山通院しています。1日の来院者は100名を超えます。しかし、通院待ちをしている方々はまだまだ居るのが現状です。

治療者は理学療法士25名、作業療法士10名、言語聴覚士8名、臨床心理士4名で患者さんを診ていますが、日本と違うのは1回の治療時間が1時間区切りになっていることです。患者さんによって週に何時間リハビリを行うのかも異なっており、多い人では1週間に20時間行う方もいらっしゃいます。

作業療法では、上肢訓練や机上訓練、ADL訓練、高次機能訓練を行っています。まだ本格的なADL室はないですが、今後建設予定となっています。また、患者さんの人数が多く、机上訓練の場合は1人の治療者が2人患者さんを持つ場合があります。

理学療法では、脊髄損傷の患者さんから受け入れを始めたこともあり機械を使用して治療を行うことが多いです。言語療法では、発声や摂食を中心に行っているようです。

患者さんのカンファレンスは1ヶ月か3ヶ月毎に行われます。すべての職種が参加し、再評価・今後の治療目標を話し合います。

ハード面は充実しているのですが、治療者が若く、入れ替わりが激しいこともあり、なかなか治療の質が上がらないのが現状です。JICAボランティアとしては、一緒に働く中で治療の補助や他の治療技術の提案をしたり、患者さんに必要とされる装具・自助具の提供をさせてもらっています。

他にも、アルカンヘレスは、リハビリテーション部門だけではなくCBR活動や障害者の社会参加の促し、職業斡旋を行う社会福祉的な部門や障害者スポーツを支援するスポーツ部門、バリアフリー化のコンサルを行う建築部門もあります。普段はあまり関わることが無いですが、患者さんに必要であれば相談しに行くこともあります。

それでは今回はこの辺で終わりたいと思います。Hasta luego! Chao! (アスタ ルエゴ! チャオ!)(じゃあ、また! さようなら)

第1回コロンビア①第1回コロンビア②

第1回コロンビア③

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