チリ高橋OTによる地域病院のリハ室紹介

¡Hola!(オーラ) こんにちは。本日はチリから作業療法士の高橋がお届けいたします。

今回は私の配属先とリハビリ室を紹介します。配属先はチリの第八州(ビオビオ州)のニューブレ県、キリウエ市にあるキリウエ地域医療病院です。チリは南北に細長く地域によって気候が違いますが、中央に位置する首都サンティアゴは日本同様四季があります。比較的経済も発展しており首都は日本と変わらない位の都会の様相です。一方、ここキリウエ市は首都サンティアゴより南西400kmの所に位置し、田舎の様相をした小さな町です。

配属先は地域唯一の総合病院で、周辺地域からの患者の受け入れも行っています。今年度の方向性として一般診療の他、地域の予防事業にも力を入れていく予定です。リハビリスタッフは運動療法士(日本でいう理学療法士、以下PT)4名、今年度より初めて採用した言語聴覚士(以下ST)1名がいます。私はそのうちのPT、ST各1名とともに、今年度より発足した脳卒中チームに属し、主に入院と外来の脳卒中患者を対象にリハビリを行います。残りの運動療法士は外来で変形性関節症、腱鞘炎、整形疾患の術後、呼吸器を(写真左を使用)、訪問で廃用症候群の患者を対象にリハビリを行います。

私が初代の作業療法士(以下OT)かつJICAボランティアであり、現状はマンパワーとして活動している状態です。OT環境は整っておらず、チームのPTの部屋(写真右)にお邪魔して数少ない道具と共に活動しています。今後はチーム専用のリハビリ室が新設されるため、そこにOT環境を確保していく予定です。こちらのPTは電気治療と自動運動が中心で患者さんに触ることが少ない印象を受けます。また、これまでOTがいなかったこともあり、ADLや高次脳機能面の知識はあってもあまり臨床で生かされていないように思われます。上記の視点の他、患者さんの日々の“楽しみ”等を含むOTとしての視点を今後共有していけたらと考えています。

それでは今日はこの辺で。さようなら。Cuidese!(クイデセ)

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