モンゴル清水OTによるリハビリテーション科の同僚紹介

Сайн байна уу? (サインベイノー?)こんにちは。モンゴルから作業療法士の清水由歌がお届けいたします。

私は、首都ウランバートルの国立第三病院で活動しています。リハビリの対象疾患は脳卒中がほとんどです。このリハレポでもお馴染み?の理学療法士小泉隊員と同じ配属先になります。今日は、私の活動のパートナーを紹介させていただきます。

元気で仕事熱心なアラサー独身女性です。

実は、私がモンゴルに来てから1年半以上が経つのですが、彼女と働き始めたのはほんの2か月ほど前からです。モンゴルでは、3年前に理学療法士が誕生したばかりで、作業療法士はいません。私自身、今年に入るまでは、理学療法士隊員とモンゴル人理学療法士たちと一緒に活動をしてきました。

ところが、今から一年くらい前になるでしょうか。突然、リハ科の科長が見たことのない女性を連れてきて、言いました。

「この子はインドに行って、作業療法の勉強をしてくる。帰ってきたら一緒に働いてね。」

あまりに唐突でしたし、モンゴルでは予定の変更・中止はよくあることなので、私は半信半疑でした。しかし、今年1月、彼女は本当にインドで作業療法の研修を受けて帰ってきました。そして、作業療法士として働くことになりました。

もともと彼女は、配属先病院で看護師として働いていました。配属先には日本以外の海外からも支援が入っており、その一つに作業療法のできる人材を育成するためのプログラムがあったそうです。彼女は、半年間、インドの大学病院リハビリテーション科で臨床実習を受けてきたそうです。

私は彼女が帰ってきてからは、彼女につきっきりで活動をすることにしました。毎日できるだけ多くの患者さんを一緒にみて、空いた時間に基礎知識を補うための講義をしています。

こんなことを言うのもなんですが、私は彼女の立場を気の毒に思っています。彼女自身、自分が作業療法士として十分な教育を受けてきていないため、知識や技術が足りないことを知っています。しかし、作業療法士として働かざるを得ない状況です。

私の帰国まであと3か月半、その間に彼女が十分な知識・技術を習得することは、正直難しいと思います。けれども、彼女自身が今後も興味や向上心を持って仕事に取り組んでいけるように、作業療法のやりがいや楽しさをしっかりと伝えることができればいいなと思っています。

ではでは、Баяртай~!(バヤルタイ~!)さようなら~。

第2回モンゴル清水①第2回モンゴル清水②

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