ヨルダン今OTによるNGOの同僚紹介

السلام عليكم (アッサラーム アライクム) こんにちは。ヨルダンから、作業療法士の今麻里絵がお届けいたします。

今日はヨルダンの南部、アカバにある配属先Our Lady of Peace Center(NGO平和聖母センター)で一緒に働く同僚について紹介します。活動先は、作業療法士(写真右)、理学療法士(写真左)、言語聴覚士、ソーシャルワーカー各一名ずつ在籍している小さな職場です。

今回は、私が一緒に仕事をしている、アカバでただ一人のヨルダン人作業療法士の同僚について紹介します。彼女(20代後半)は考えも柔軟かつ飲み込みも早いため、よく助けられています。また、私が持参した家族指導をするための日本の資料などを持って行っても、ヨルダンの生活に合わせたものに置き換え、家族にどう伝えるのがベストか一緒に考えてくれます。彼女はリハビリが身体能力の向上だけではなく、生活を考えることが大事であるということも、何件か行った家庭訪問を通して理解してきており、家族への質問も、身体機能を聞く質問から生活の視点を持った内容へと変わってきました。

作業療法は、ただ身体機能の向上目的でリハビリをしているのではなく、日常生活の中で問題がある部分に合わせてリハビリプランを立てて実施します。ただ、ヨルダンでは歴史も浅く知名度も低いため、マッサージをする職種だと思われていたり、その子供の能力に見合わないような、立つ、座る、歩くなどの「練習」を求めている親も多いのです。同僚もその点については問題視しており、今は一緒に、生活の中での問題点に取り組む職種として子供たちの家族中心に作業療法についても啓蒙している最中であります。

今は、他職種との目標の共有ができていないこと、カルテの記載が徹底されていないこと、私がリハビリをすると私に任せて退室してしまうことがある、等が気になる所であります。ですが、一度やる気になった時の集中力は計り知れない彼女です。今は彼女のやる気を引き出しながら、今後の活躍を期待している次第であります。

それでは今日はこの辺で。さようなら。مع السلامة.(マーッサラーマ)

第2回ヨルダン今

 

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