チュニジア鈴木OTのNGOの同僚は養護教諭

Salam Labes?(サラーム ラベース?) チュニジアより青少年活動(作業療法士)の鈴木がお送りします。

私の配属先は、チュニジア南東部の地中海に浮かぶジェルバ島にあるNGO知的障がい者支援連盟(UTAIM)フームスーク支部であり、日本でいう養護学校にあたります。障害としては、4歳~40歳までの知的障害、ダウン症、自閉症、脳性麻痺等全部で80人ほどの子供が通ってきています。

同僚は全部で30人ほど、理事長、校長をはじめ、養護教諭12人(うち2名は木工と農場専属とアトリエ専属)、社会福祉士4名、PC担当2名、体育担当1名、秘書3名、その他7名、フランス人ボランティア1名であり、9割がた女性が占めています。

リハスタッフとしては、経験豊かな発声矯正士(日本でいう言語聴覚士)と、理学療法士の週1回ボランティア、そして作業療法士と音楽担当の私となっています。

チュニジアでは作業療法士は理学療法士に比べ普及が遅れており、私の任地のジェルバ島には作業療法士は一人しかいません。もちろん配属先には作業療法士がいないので、私の技術・知識の移転先は養護教諭になります。

養護教諭の半数が20年程配属先に勤めており、ほぼ全員が10年以上の経験があります。チュニジアでは、養護教諭の専門課程が出来たのが10年程前になりますので、1人を除き全員が養護教諭の資格を持っていません。養護教諭以前の職業も、小学校の先生、ホテル職員、アラビア書道の研究等様々です。

不足している知識は校内外のセミナーや、20/30年前のフランス語文献のコピーまたは数少ないアラビア語の文献から得ています。また、ほとんどの同僚に子供がいるので、彼女たちのお母さんとしての経験や視点は純粋に新しい発見を与えてくれます。

なので、経験豊かな同僚に対しては、こちらが何かを教えるというよりも、共に成長していく仲間としての視点を大切にしています。日本での方法を伝えたり、逆に世界的には有名でも日本では普及していない教育法を教えてもらったりしています。特に、発声矯正士は頼れる存在であり、彼女の的確で根拠に基づいたアドバイスはいつも私を助けてくれます。

今日は、この辺で。tsbeh 3la 5ir(ビッスバーラーヒール)

第2回チュニジア鈴木①第2回チュニジア鈴木②

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