コロンビア鳥取OTによるNGOの同僚紹介

¡Hola¡(オラ!:こんにちは)コロンビアから作業療法士の鳥取がお届けします。

私はコロンビア第二の都市メデジン市にあるEl Comité de Rehabilitación(通称コミテ)という小児から成人までの通所リハビリを行っているNGO施設に配属されており、私はその中のADLチームを中心に活動しています。チームには理学療法士2名、作業療法士1名、言語聴覚士1名、ソーシャルワーカー1名、臨床心理士1名、医師2名(交代制)の8名が在籍しています。対象は脳血管障害や脊髄損傷、神経疾患が主ですが、日本と違い脳血管障害や脊髄損傷の患者さんの中には銃や刃物などの暴力による受傷もあり、毎回エピソードを聞き驚いています。

メデジン市は昔世界有数の犯罪都市として、麻薬、マフィア、犯罪などに溢れていたと聞きます。現在は治安も改善され、普段の生活ではその面影を感じる事は少ないのですが、今でも銃による受傷で来られる患者さんもおり、その話からは貧困層の生活や格差の大きさを痛感させられます。

コロンビアでも中所得層にあたる私の同僚のセラピストたちは皆、一人一台ノートパソコンを持ち、スマートフォンを使うという日本と変わらないような生活を送っています。みな明るく、踊りが大好きです。コロンビアの人達は成人した大人を自立した一人の人間として尊重しあい、私の働いている施設でも同僚同士で意見を言い合ったり(会議などは別ですが)、治療についてアドバイスをし合う場面はほとんど見られません。その上、学会やセミナーなどもほとんどないため、一人一人のやり方や知識に差があります。また、みな誇りを持って働いているために、自分の意見を伝える事が難しく感じる事もありますが、みな“コロンビアで楽しく良い思い出を作るのが一番だよ、何かあればなんでも言ってくれ”と常に色々な事に相談に乗ってくれ、公私共に助けられっぱなしです。こんな素敵なコロンビアの人達に少しでも恩返しができたらいいな、そう思いながら日々活動に励んでいます。

では今日はこの辺で。¡Chao!(チャオ!:またね!)

リハビリレポーター写真①

リハビリレポーター写真②

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