中国で活動中の渡辺PTはなぜ協力隊を志したのか?

你好(にーはお)こんにちは。中国から理学療法士の渡辺泰弘がお届けいたします。

青年海外協力隊に参加した理由ですが、まず協力隊のことを初めて知ったのは大学の掲示板に貼ってあったポスターでした。少し興味はありましたが、『絶対に行きたい』という気持ちまではありませんでした。ただボランティアというよりは海外に興味があったこともあり、頭の片隅にはあったのも事実です。

そして、いざ大学を卒業して、働いてみると、日々の仕事が忙しく、気づけば2年の月日が経っていました。その時には、仕事にも慣れてきたこともあり、余裕が出てきましたが、何か物足りなさを感じるようになりました。たぶんこのまま同じ病院で勤務して、結婚して、定年なるんだなーと思い、『つまらない人生』と感じ、少し虚しく感じていた時です。

ふらりと立ち寄ったショッピングモールで目にしたのが、またしても協力隊のポスターでした。ポスターの『世界も、自分も、変えるシゴト』というフレーズを見た瞬間、これだ!と思ったのが、動機の理由です。

人生には分岐点が何度かあり、それからは自分の決断になります。私の場合は気持ちが変わるのも嫌でしたし、何よりも早く行きたいという気持ちから、すぐに勤務先に伝え、半年後には試験を受けて、1年半後には中国に来ていました。

早い決断は必ずしもいいものではないかもしれませんが、現在中国で活動していて、その決断は間違っていなかったと思います。

最初はマンパワーとして、日本で仕事しているのと言葉が違うだけで何のために、来たのかわからなくなる時期もあり、思い描いていたものとギャップはありました。しかし、今では勉強会の開催や任地以外の病院での指導、ICU病棟でのリハビリの立ち上げ等できるようになり、何より自分のリハビリで笑顔になってくれる患者さんを見ると、来てよかったと心から思います。

ボランティアなんて興味がなかった私ですが、中国に来て活動をする中で、自分を必要としてくれる人がいて、患者さんの笑顔を見て、少しは国際協力に貢献できているのではないかと思います。

理学療法士のような専門職の場合は、活動の内容もほぼ決まっていますが、それでも一人で活動しながら、色々な問題点にぶち当たり、試行錯誤する中で、それぞれ十人十色の活動になります。

ただ根っこの部分は一緒で、現地の方々の『笑顔が見たい』から活動していると思います。

気持ちの浮き沈みはありますが、『笑顔』が少しでも増える活動になるように、残り約1年間思い残すことがないように活動していきたいです。

それでは本日はこの辺で失礼します。再见(ざいじぇん)さようなら!

活動風景

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