リハレポ173号 現地の方にかけられたあの一言 ニカラグア山田PT

Buenos días (ブエノスディアス)おはようございます。ニカラグアから理学療法士の山田がお届けいたします。

ニカラグアに来てからこちらの人々にかけられた言葉は沢山ありますが、中でも印象に残っている名言ついて紹介させて頂きたいと思います。

“明日はないかもしれない”

職場での日常の場面、同僚といろいろな行事を計画していく中で、突然に予定が変更となることが多々あります。これには最初とっても驚いたりイライラしたりすることばかりでした。でも一緒に時間を過ごす中で、少し彼らの気持ちを理解出来るようになったのは、この言葉を聞いてからでした。予定の日にちはあるけれども、それはさておき比較的ぎりぎりまで違う事に取り組んだり、明日の事はさておき、今現在飛び込んできたことを優先する、未来志向型よりも現在重視型と表現しましょうか。どうしていつもぎりぎりなのかと確認すると、私達ニカラグア人はこう思うんだ、明日はないかもしれない、だからいつも今この瞬間が大事、ぎりぎりまで考えるんだ。と神妙にこの言葉を発した後、にこっと笑うのです。この言葉だけを聞くと、まるで名言のようだとだまされそうになりますが、それはさておき、今日を全力で楽しみたいという明るいラテン系ならではの、楽観的な気持ち、そしてニカラグア人のお茶目さもうかがえる言葉です。

“何人家族?”

これは患者さん、友人、バスで知り合ったどんな人とも繰り広げられる会話の一フレーズです。日本では親しくなるにつれよりプライベートな家族の話題が繰り広げられると感じますが、ここニカラグアではまず知り合ってからの第一声がこの“何人家族?”です。一通り、親や兄弟の話が盛り上がった後にようやく、仕事について聞かれることもありますが、これはとってもまれです。これについてどうしてなのか逆に質問したことがあるですが、彼らにとって家族とは仕事よりも何よりも大切な存在で,人を知るには必須の質問なのだそうです。しかしながら、発展とともに首都などの都会では少しずつ生活習慣は変わってきているのも事実です。そんな中、毎回新しい友達が出来、この質問をされる度、家族との安らぎの時間を大事にする彼らの温かさを感じることができます。

それでは今日はこの辺で。Nos vemos(ノスベモス)

7-3 ①ニカラグア山田さん 7-3 ②ニカラグア山田さん

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