エルサルバトルの療法士は誰もがダブルライセンス!?

Hola! Buenos dias!(やあ、こんにちは!)こんにちは。エルサルバドル共和国から作業療法士の佐藤がお届けいたします。

配属先について

今日は私の配属先の同僚を紹介します。私の配属先はエルサルバドルの首都サンサルバドルから車で約20分のラ・リベルタ県アンティグオ・クスカトラン市にあるNGOテレトン基金という1987年に設立されたリハビリテーションを中心としたNGO団体(以下、フンテル)です。

毎年テレトンと言われるテレビ・ラジオ・新聞などの媒体を介したチャリティ事業の実施により活動資金を確保し、リハビリ施設の建設や医療器材整備を行っています。現在、私の任地である本部を拠点に、国内3か所のリハビリ施設を運営しています。

同僚について

私が所属する作業療法部門の同僚たちは6人です。同僚たちは皆優しく、日本の食事や文化を知ろうと積極的に興味を持って関わってくれます。

エルサルバトル作業療法佐藤

また誕生日の際には食事やケーキを買って全員でお祝いするなど、ラテン気質と呼ばれる風俗習慣に驚くこともあります。

同僚たちは全員が国内唯一の国立大学の療法士養成課程を修了しています。この課程は5年間を修了すると国家試験なしに、作業療法士と理学療法士2つの国内資格を取得できます。

しかし同課程で作業療法の授業はわずかであり、包括的な知識深化の余地があるため協力隊員による作業療法技術・知識移転を目的とした支援が望まれています。

対象者は脳性麻痺、広汎性発達障害、上肢の整形外科疾患、中枢神経疾患後遺症など小児から成人まで幅広く行われています。また医師の処方の下、上肢装具の作成も行います。

真面目で勉強熱心な国民性ということもあり、同僚たちは私以外にも外部から配属先へ講師を招き、研修や勉強会をして技術・知識の補填を行っています。新しい技術・知識の習得には積極的な一方、それを治療場面に応用させるという点で消極的な一面を感じています。

活動で力をいれていること

私の活動は同時に日本の技術・知識であるという認識が与えられることと、これからの彼女たちのリハビリテーションの発展に繋がるため、責任を感じながら毎日活動をしています。

現在の活動で力を入れていることは、答えは一つではなく考えることや自分の意見を持つことの大切さを伝えること、ならびに患者様の評価治療に対する個人および同僚間での問題解決能力の向上を促しています。これはまた別の機会にご紹介させて頂きます。

それでは今日はこの辺で。さようなら。Adios!(さようなら)。

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