途上国の職業訓練校の実態とは?ガーナ派遣中の青年海外協力隊が見た現場

Ndo nawo!(ンド ナウォ!) こんにちは。ガーナから理学療法士の米田がお届けします。

今日は私の配属先の学校とその中の理学療法室を紹介します。

私は全校生徒およそ120名程度の身体障害者職業訓練学校で活動しています。当校は日本でいう高校レベルの学校で、生徒のおよそ半数が身体障害を有しています。高校といっても、生徒の年齢は15歳~35歳くらいまでと非常に幅広く、また身体障害も多種多様です。さらに同敷地内に精神発達遅滞や知的障害をあわせもつ肢体不自由児が入所しているセンターがあります。私のメインの活動は前述の学校生徒とセンター内の子供、さらに外来として通ってこられる地域住民に理学療法を提供することです。

配属される前、理学療法室が本当にあるのかどうか心配で、どきどきしていましたが、行ってみると驚きました。予想以上に広く、ちゃんとした理学療法室でした。しかも基本的な治療器具は揃っています。私は理学療法士として初代の派遣になりますが、4~5年前イタリアからの理学療法士ボランティアが活動していたそうで、これも予想以上に学校・センタースタッフに‘理学療法’が知られていました。嬉しい驚きでした。

派遣当初は資格を持たない、装具制作士兼理学療法士が非常勤で働いており、彼と仕事を分担して行っていましたが、その彼も昨年定年退職し、今は理学療法室を一人で運営しています。私以外にリハビリテーション職種、ひいては医療職種のスタッフが誰もいないことは非常に大きな問題です。スタッフは皆とても親切でなんでも相談できますが、理学療法について話し合う・意見を交わすことができないという事が予想以上に大変です。

今は通常業務と並行し、理学療法アシスタントの育成プロジェクトを配属先と企画し、当校におけるリハビリテーション事業の持続・継続を目標に活動を行っています。

次回は当校また当地域に多くみられる身体障害についてレポートします。

それでは今日はこの辺で。それではまた。Miedogo(メアドゴ)

ガーナ①

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