ドミニカ共和国清水PTによるリハビリテーション病院紹介

Hola!(オラ) こんにちは。ドミニカ共和国から理学療法士の清水がお届けします。

本日は、私の配属先を紹介させていただきます。

配属先はAsociación Dominicana de Rehabilitación (ドミニカリハビリテーション協会)というNGO施設で、ドミニカ共和国中に約30の支部を持つ、国内最大のリハビリテーション施設です。私は首都サントドミンゴにある本部に配属されています。本部には養護学校、言語聴覚、木工や金具、車椅子工房など、様々な部署が併設されています。

現在、配属先には理学療法士(以下PT、写真①PT室)と義肢装具士(以下PO、写真②PO室)が初代、作業療法士(以下OT、写真③OT室)は5代目JICAボランティアとして在籍しています。過去にも、養護教員や木工部門など他部署に様々なボランティアが派遣されてきたそうです。

本部では、PT26人(大卒免許保持者17人)、OT12人(大卒免許保持者7人)が所属しています。大学はPT科2校、OT科1校あり、配属先では学費の補助をして、スタッフに大学に通わせて免許をとらせています。ちなみにPTとOTのそれぞれの上司は、首都にある大学の学科長も兼任しています。大学の授業も、仕事をしながらでも学べるように週末や夜間に組まれる配慮がされており、支部からも週末大学に通うスタッフがたくさんいます。配属先には学生が実習に訪れ、多い時は治療用ベッドが足りない状況。日々の患者数も多いこともあり、現在別棟にPT室の拡張工事中です。そして、配属当初は外来のみの施設だったのですが、2013年末に手術設備が整い、整形疾患に対して手術が開始され、それに伴い数床の入院も可能となりました。

このように私の配属期間中にも、いろいろと状況の変化がみられています。

リハビリ対象疾患は、整形疾患、脳血管障害疾患、先天性小児疾患が多いです。2013年度、不名誉なことにドミニカ共和国は交通事故死亡率が世界でNo.1だったそうです。確かに交通マナーは非常に悪いため、交通事故が原因で、脊髄損傷、四肢切断、骨折等の患者さんがたくさん来られます。また糖尿病による切断の患者さんも多いようです。このような患者さんに対して、治療を行い、また同僚や学生から相談を受け指導・アドバイスを行うことが活動の一つです。配属期間中でも勉強の日々です。

どうすれば彼らに解り易く伝えられ、もっと興味を持たせることが出来るのか、そしてドミニカ共和国民に早期からのリハビリの必要性を伝えるために模索しながら活動しています。

それでは今回はこの辺で。さようなら。¡Hasta pronto!(アスタ プロント)

第1回ドミニカ共和国①第1回ドミニカ共和国②

第1回ドミニカ共和国③

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