ボリビア菊池PTが感じた異国でのコミュニケーション事情

¿Cómo está?(コモ エスタ?) こんにちは。ボリビアから理学療法士の菊池がお送りします。

今回は、私の任地でのコミュニケーションにまつわるお話をしたいと思います。

南米に位置するボリビアは地域によっていくつかの言語が話されていますが、公用語はスペイン語です。スペイン語を勉強された方はご存知だと思いますが、時制(現在・過去・未来等)だけではなく、人称(私・あなた・私たち・彼ら等)によっても動詞の活用が大きく変化します。また、形容詞の活用も男性詞・女性詞によって異なるなど様々な法則があって、興味深い反面、とても難しいと今でも感じています。

ところで、私の赴任している地域は、サンタクルス県オキナワ市という場所でして、その名の通り日本で馴染のある「沖縄」が地名になっている日系人の方が居住している地域です。

私が赴任した当初、日本語が聞こえるな~、と思った矢先に、全く聞き取ることが出来なくなり、私の頭の中が「?」だらけになったことがあります。日系人の方が住んでいる地域なので、日本語も聞こえるのですが、スペイン語が混ざったり、はたまた沖縄の方言(ウチナーグチ)が加わったり、一体今の言葉は何語?ということが多々あり、今のはスペイン語ですか?それとも方言ですか?とお聞きすることも多くありました。

一世の方は、日本語と沖縄の方言を主に話され、二世以降の方はスペイン語が堪能です。また日系人の方と一緒に働いているボリビア人の方も多いため、片言の日本語を話す方もいて大変驚かされることもあります。

このように、ボリビア社会と日系社会が共に生活を営んでいる地域ですので、活動や生活を行う際には、スペイン語と日本語の両方を使っています。私が、この2年で日本語を忘れることはまずないと思いますが、ボリビア文化と沖縄文化の両方に触れることができ、また地球の裏側にある日系社会で生活をしていることはとても貴重な経験だと思います。今年はちょうど、ボリビア政府と日本政府の国交が開始され100周年、オキナワ移住地入植60周年の節目の年ですので、今回はリハビリ関連の話ではありませんでしたが、お話させていただきました。

活動については、また次の機会に。Hasta la próxima. (アスタ ラ プロキシマ)

第4回ボリビア菊池①

このページの先頭へ