タンザニア沢谷PTが感じた異国でのコミュニケーション事情

Hujambo?(フジャンボ?)こんにちは。タンザニア連合共和国、ザンジバル島から理学療法士の沢谷がお届けいたします。

タンザニア連合共和国の公用語はスワヒリ語です。有名なスワヒリ語として、挨拶の「jambo」(こんにちは)や、ライオンキングに出てくる「hakuna matata」(問題ないよ)等があります。皆さんご存知ですか?

スワヒリ語には、一つの単語で異なる複数の意味を持つ場合が多くあります。例えば「ndege」という単語は鳥と飛行機を表し、「nyama」という単語は食用肉と動物を意味します。日本人の感覚だと少しばかり驚いてしまいますね。

同じような例として、「kesho」という単語が挙げられ、明日と未来を表します。何と、スワヒリ語では「明日」と「未来」をあらわす単語が同じなのです。約束事で日程を決める際に、タンザニア人はよく「kesho」と言います。これは明日を意味するのか、それとも数日後を意味するのか、さらにはもっと未来のことを表しているのか、時々わからなくなります。

先日、リハビリテーション室の壁のペンキを塗り替える作業が職人によって行われました。ペンキを塗っている間はリハビリテーション室での活動ができないので、同僚と私は作業が終わるのを今か今かと待ち望んでいました。

作業も数日が経過し終盤に差し掛かった頃、私は職人に「いつペンキを塗り終わるの?」と質問してみました。職人は「kesho」と返答しました。しかし、その翌日に来てもまだ作業が続いています。私と職人とのこのやり取りは1週間続きました。この場合の「kesho」は約1週間という意味だったようです。

このように、スワヒリ語でのコミュニケーションは大雑把であることが少なくありません。何かを実行する時や行動する時は、きちんと細部まで内容を確認するよう心掛けています。

最後まで読んで頂き、Asante sana(アサンテサーナ)有り難うございました。

第4回タンザニア沢谷①

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