リハレポ179号 現地の方にかけられたあの一言 バングラデシュ井立ST

আস্‌সালমু আলাইকুম (あっさらーむ あらいくむ)こんにちは。バングラデシュから言語聴覚士の井立がお届けいたします。

今回のテーマは「現地の方にかけられたあの一言」

バングラデシュに外国人が来ることは珍しく、買い物に行けば、じーっと顔に穴が開くほど見られるのは日常茶飯事。お茶を飲みに行けば「中国か?韓国か?(中国人、韓国人とは聞かれません)」と聞かれ、歩いていると「ちゅんちゃんぽん」と馬鹿にしたように話しかけられることもあります。

派遣されて1年が経過した時期、私にとって「バングラデシュが合わない!」と感じる時期でした。上記のように、じーっと見られれば「何か用か?」と質問し、中国かと聞かれれば「あなたはいきなり「あなたはパキスタン人ですか?インド人ですか?」と聞かれたら、どう思いますか?」と怒り、馬鹿にされたら「おい、もういっぺん言ってみろ。意味わかって言ってんのか?」と売られた喧嘩は買う…そんな毎日が続いていました。

そんな時期、毎日のように、昼食や夕食をいただいていた患者さんの家族に言われた一言。

「ゆき、なにかあったら、いつでもうちにおいで。ご飯も気にせずに食べに来ていいんだからね。」

ここの家族はそこまで裕福でもなく、6畳一間の部屋にベット一つで、家族4人が寝ています。それなのに、道を歩いている私を見つけると「家に寄っていって」と声をかけてくれます。

私に何を求めるわけでもなく、家族同然のように接してくれる…この家族がいなければ、私は一時帰国を考えてたと思います。この家族がいたから、「もう少し頑張ろう」と思えた気がします。

見返りを求めず、人に優しくする気持ち。私も同じように、人に優しくしていけたらと思います。

それではআবার দেখা হবে(あばーる でか ほべ)また会いましょう。

7-9バングラデシュ井立さん

 

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