バングラデシュ井立STが感じた異国でのコミュニケーション事情 

শুভ সকাল(おはようございます)バングラデシュから言語聴覚士の井立がお届けいたします。

今回のテーマは「現地でのコミュニケーションにまつわるお話」。
バングラデシュのお茶屋さんで「お茶(一杯5タカ=6.5円)」を飲みながら、ベンガル語を話していると「どこから来たんだ?」「名前は?」「兄弟は何人?」「両親はいる?」「結婚はしてるのか?」「どこに住んでるんだ?」などなど…個人情報保護法一切無視の質問を『初対面』の人にされます(バングラデシュに「個人情報保護法」がないので、無視もなにもないのですが)。

挨拶時、日本なら同性・異性かかわらず握手をしますが、こちらでは異性と握手する機会は少ないです(友達同士や外国人に慣れている人は、異性でも握手するようです)。

男性隊員から聞く話では、握手して、挨拶した後、ずっと握手した状態で話をされるので、いつ離していいかわからない…ということがあるそうです。

バングラデシュでよく見かける光景の一つで、男性同士が手をつないで歩いています。手をつないでいることに、何も深い意味はなく、ただの仲良しの証だとか。

逆に異性と手をつないで、外を歩くとあまりいい目でみられないそうです。村に行くと、異性と2人並んで歩くだけで、噂されるとか…。

コミュニケーションの一つである「電話」。バングラデシュではスマートフォンもよく見かけます。仲良くなった人に電話番号を教えると、ほぼ毎日かかってきます。用事は特になく、日本だとメールで済むような用件が、電話でかかってきます。

「めんどくさいなぁ…」と思ってとらないでいると、「不在着信6件」ということはよくあります。会話好きのバングラデシュ人らしいですよね。

先日、脳性麻痺の子どもと、そのお母さんと話していた時「ゆきアパ(アパ=お姉さん)が日本に帰ったら、電話番号教えてね。じゃないと日本に行っちゃったら、声聞けないじゃない?この前、ゆきアパがネパールに言ってた時に、電話かけても、つながらなくて、子どもが大泣きしたんだから。」と言われました。帰国して、電話番号を教えたら、時差一切無視でかけてきそうで、今から不安を感じています。

人と人との関係が近く、困っていたら、すぐに知らない人が助けてくれるバングラデシュ。「まるで昭和の日本のようだ」と感じることがあります。

昭和の日本を感じたいときは、是非バングラデシュに!!!
お茶屋さんに行くと、必ず言われますよ…

アシェンআসেন ! エカネ ボシェン এখানে বসেন !(おいで!ここに座って!)

それでは今日はこの辺で。バロタケンভাল থাকেন (お元気で)!

第4回バングラデシュ井立①

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