チュニジアのNGOで活動する青年海外協力隊!理学療法士の配属先は?

海外NGOで活動するJICAボランティア、青年海外協力隊。理学療法士が配属先についてブログをお届けします。

عالسلامة (アーッスレーマ!右から左へ読みます。)

こんにちは。チュニジアから理学療法士の田崎がお届けいたします。

今日は配属先と私が活動しているリハビリ室を紹介します。私の配属先は“NGO肢体不自由児協会ケリビア支部”という施設で、日本の養護学校の位置づけにあたります。現在この施設はチュニジア全土に約50ヵ所の支部があり、ケリビア支部には知的障害児と聴覚障害児の施設も併設されており、知的障害児施設では作業療法士の隊員も活動しています。

チュニジア①

この施設の対象年齢は4~30歳までで、同施設には現地の理学療法士、作業療法士、発声矯正士(日本の言語聴覚士)がリハビリに携わり、養護教諭による基礎教育の授業も行われ、各々が時間割を組みリハビリを実施します。対象疾患は9割が脳性麻痺です。チュニジアの信仰宗教はイスラム教で、宗教的背景から近親婚が多く脳性麻痺児の出生率も高いです。

施設内で使用している車椅子や歩行器は、近隣諸国からの寄付で賄われています。また私の配属先には職業訓練の木工科があり、木工科の教諭が机や椅子、リハビリ用具(杖、階段、訓練マット、バランスボード、手指巧緻動作用具)等を作成しています。(写真参照)

チュニジア②

チュニジアは日本に比べるとリハビリの歴史が浅く、お互いの知識や技術紹介をしながら、発達段階や障害に合わせたリハビリを実施しています。現在、障害が固定化しつつある児童のリハビリにおいて一番の課題は、日常生活動作に関連したリハビリの実施ですが、ここチュニジアはイスラム教の国であり、その宗教観念が日常生活動作や子供の自立に大きく影響を及ぼしている為、信仰宗教とリハビリとは切っても切り離せない関係です。

この宗教的背景についてはまたの別の機会にご紹介させて頂きます。

それでは今日はこの辺で。さようなら。بالسلامة!(ビッスレーマ!右から左へ読みます。)

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