ベトナムの同僚とWCPTに参加!~在外研修制度を利用して~

ベトナムの同僚とWCPTに参加した青年海外協力隊の小竹さん。JICAの在外研修制度という制度を使い参加してきたました。JICAボランティアにもいろいろなバックアップ体制があります。

Xin chào, các bạn (シンチャオ、カックバン)!皆さん、こんにちは!

ベトナム・ホーチミンより、PTの小竹里佳がお届け致します。前回、タイの岩田研二さんが投稿されたシンガポールでのWCPT(世界理学療法連盟)の学会に、カウンターパートのベトナム人医師と共に、JICAの在外研修制度(参加型)を利用し、出張として参加させて頂いたので報告します 。

近年、経済的には勢いよく発展してきているベトナムですが、リハビリテーション分野においては未だ後進国であり、理学療法については歴史的・政治的背景から、ベトナム全土を統一する理学療法士協会がまだありません。そのため、WCPTにも加盟できずにいます。今回、日本理学療法士協会の会員であるボランティアがWCPTの学会への参加について同僚医師に情報提供をしたことで、非会員である同僚医師は学会関係者から招待状を入手し、配属先のリハビリテーションセンター長とベトナム政府機関からの許可を得て、参加登録できたという経緯がありました。

上記のように、登録の時点からハードルが高かったため、自分たちが発表…というまでには程遠い状態での参加となりました。その中で、少しでも多くのことを持ち帰られるよう、同僚医師とは配属先と関係性の深い“筋骨格系”、“痛み”、“小児リハ”のキーワードを基に数多くのプログラムの中から選んで聴講したり、ベトナムでは入手しにくい最新のリハ機器を試用したり、英語の専門書を手に取って選んだりしました。

同僚医師は、配属先で唯一英語でのコミュニケーションが可能なスタッフであり、日常的にボランティアには英語で話しかけてくれます。けれども、二人ともWCPTの場でネイティブスピーカーの話す早口で専門的な内容を、理解するには限界があったため、ベトナムに帰ってから分からなかったことは資料を見返したり、インターネットで調べたりするなどして理解を深めています。

今後、ここで得た貴重な経験を配属先において同僚医師とともに報告し、配属先で実施可能なレベルまで落とし込んでいきたいと思います。また、多くのベトナム人PTにWCPTについて知ってもらいたいと考えているため、配属先に隣接しているPT養成校で報告会を開くことも検討中です。加えて、JICAベトナムには“ボランティア医療分科会”という医療隊員のグループがあるため、そこでも報告させて頂く予定です。

長くなりましたが、残りの1年4ヶ月の活動も同僚たちと共にがんばっていきたいと思っています。応援よろしくお願い致します!

それでは、Hẹn gặp lại (ヘンガップライ)!また会いましょう!
2015.5.11
小竹里佳

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