サモア谷口OTによるNGOの同僚紹介
Talofa(タロファ)。こんにちは。サモア独立国から作業療法士の谷口がお届けします。
今日は私の大切な同僚達をご紹介します。私が現在リハビリテーションを共に行っているスタッフの方は全部で13名です。(前回は10名でしたが先日6か月の障害者コースを無事卒業した生徒さんがスタッフとして新たに加わりました。)年齢は20歳代前半から30歳代半ばで、経験年数は長い方で10年目の方がいらっしゃいます。訪問事務所は10年前から始まっているので一番古いスタッフの方はオープニングからこの事務所を支えているそうです。当初はワゴン車がなくバスを乗り継ぎ訪問にあたっていたと聞きかなり苦労されてこの事務所を作ってきたんだなぁと感じました。
サモアにはニュージーランド・フィジーで資格を取得した理学療法士が2名いますが、国立病院・クリニックで働いており私の配属先には資格を有したスタッフはいません。
ですが、スタッフの方は皆障害を抱えるお子さんのことが大好きで一生懸命遊び・治療にあたっています。
主に行っているのは訪問ですが、昨年の夏頃から始まったのがニュージランドボランティアにより立ちあげられた「Child&Parents Group」というプログラム。訪問のお子さん(0歳時~5歳児を対象)を5名程ピックアップし、リハビリテーションを提供するものです。時間は2時間程度で、週2回2グループ。Welcome songから始まり運動訓練・感覚統合・絵本・軽食とプログラムが組まれています。
私自身小児分野での経験がなかったのでスタッフの方のお子さんの関わり方を勉強させてもらっています。反対に私はスタッフ・ご家族に軽食時の介助指導や機能訓練・感覚統合・自宅で出来るホームエクササイズに関して出来うる限り伝え、お互いスキルアップを図っています。
これからも現地の方と一緒に切磋琢磨出来たらいいなと願っています。日々助けてくれるスタッフの方に感謝して活動していきたいです。
それではこの辺で。Tofa Soifua(トファーソイフア)