セントルシア井土PTによるヘルスセンターの同僚紹介

Good afternoon?(グッド・アフターヌーン?)こんにちは。セントルシアから理学療法士の井土がお届けいたします。

本日は、私の仕事仲間をご紹介します。私の職場はセントルシア北部地域にある18カ所のヘルスセンターで、毎日違うヘルスセンターを訪問しています。ですので、毎日働く同僚は変わります。訪問リハビリテーションに一緒に行くのは、Community Health Aid(地域保健助手)という方々で、各ヘルスセンターに3名程度ずつ配属されています。全員女性で、年齢層は30代~50代まで様々です。

地域保健助手になるためには、保健省主催の講習に半年程度かけて通う必要があります。医師や看護師の指示のもと、創部のガーゼ交換や服薬の管理をするのが主な仕事です。各地域を毎日巡回しているのがこの地域保健助手ですので、地域住民の健康状態に関して一番知っていると言っても過言ではありません。地図もなく、整備されている道がないのにも関わらず、どこに誰が住んでいるか把握し、日差しが強い中、毎日歩いて巡回している姿には驚かされます。巡回中には多くの人に声をかけられ、地域の中で信頼されていることを隣で実感しています。

地域保健助手になったあとにも、看護師や栄養士を目指して更なる勉強をしている同僚もおり、その学ぶ姿勢を見ているとこっちも負けられないという気持ちになってきます。

上記の通り、18カ所のヘルスセンターを巡回していますので、一人の患者さん宅に訪問するのは月2、3回です。その間の期間に継続して運動療法や生活動作の指導を続けるのは彼女たちです。しかし、地域保健助手の養成課程で理学療法の教育を受けるわけでもないですし、彼女たちの本職もありますので、現実的には簡単な指導以外は難しいです。一般的な運動を教えることはできますが、患者さんを評価し、運動療法を処方することはできません。理学療法士がいない環境でいかに質の高い理学療法の提供を続けていくかが課題となりそうです。

地域巡回をしてくれる理学療法士が現れて欲しいのが本音ですけどね。

それでは、また。良い1日を。Bon joune(ボン・ジュネ)

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